日本初の有人宇宙実験室「きぼう」ができるまで 渡辺英幸 宇宙航空研究開発機構 くもん出版ウチュウ ステーション ニ カケタ ユメ ワタナベ,ヒデユキ ウチュウ コウクウ ケンキュウ カイハツ キコウ 発行年月:2006年09月 ページ数:127p サイズ:単行本 ISBN:9784774311760 渡辺英幸(ワタナベヒデユキ) 1970年千葉県生まれ。
東京大学工学部産業機械工学科卒業。
同大学院工学系研究科機械情報工学専攻修了。
1995年、宇宙開発事業団・NASDA(当時。
現在は宇宙航空研究開発機構・JAXA)入社。
宇宙環境利用システム本部・宇宙ステーショングループ、宇宙ステーション運用技術部の開発部員として、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」の開発に取りくむ。
現在、経営企画部・推進課に所属(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) はじめにー今日も宇宙ステーションが飛んでいる/第1部 宇宙と宇宙ステーション(宇宙ステーションとは、なんだ?/日本初の宇宙実験室「きぼう」/宇宙とはどんなところ?)/第2部 宇宙実験室「きぼう」の開発(宇宙でこそ実現できる人と人が争わない世界/宇宙飛行士が快適で安全に過ごせるようにー「きぼう」内部を適温にする設計/くりかえし進められる「試験」/「きぼう」の完成に向けて/宇宙開発と国際協力/「きぼう」、打ちあげのためにNASAへ) まさにこの瞬間も、地上から400kmの宇宙では、国際宇宙ステーション・ISSが一周わずか九〇分という速さで、地球のまわりを飛んでいます。
すでに宇宙飛行士が滞在しているISSは、二〇一〇年の完成をめざし、これからも組みたてが進められていくのです。
その施設の一つに、日本の宇宙実験室「きぼう」があります。
宇宙飛行士が乗る、有人の施設の開発は、日本にとってまったくはじめての取りくみです。
この本では、無重力や真空という宇宙独特のきびしい環境で、人間が安全に生きていけるようにするため、エンジニアたちがどのように工夫して開発を進めたのかや、ISSにかかわる一五の国ぐにとどのように協力して「きぼう」をつくっていったのかを紹介していきます。
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